御在所岳周辺の奇岩 2
2006. H18.11.05.
21.キレットU
中道登山道上のキレット手前のガレ場よりキレット南側を見る。
尾根の上もガレ場で滑りやすく、左右とも崖で足を踏み外すと一巻の終
わりですが、南側ガレ場を降りて行く一団がキレットの上から見えまし
たので、ここから本谷登山道へ繋がっているようです。 .
22.キレットV
同じくキレットの北側断崖を見る。右端の登山者でキレットの大き
さが判ります。また登山者の後ろのところに鎖が設置されていて、
登山者は鎖を伝って降り下山者はよじ登りますが、これが中々たい
へんでした。 .
23.地蔵岩T
中道登山道中間点付近にある御在所岳一番の見所といえる奇岩で、
三本の縦の岩の上にサイコロのような四角い石が乗っていて、まさ
に石のオブジェと言われていますが、ここから見ると地蔵様には見
えません。 .
24.地蔵岩U
近づいてみると三本の岩の上に乗った石は下の岩に隠れてしまい
ますが、よくぞ崩れ落ちないものだと感心してしまいます。宇宙
人-UFOの仕業でしょうか。御在所岳でも一番有名な奇岩です。
初めて来たときは面白い岩だなあと思うだけで、近づきすぎて上
の石に気づかず後でわかり残念な思いをしました。 .
25.地蔵岩V
地蔵岩の右手を周り少し下り振り向くと木立の間から見える地蔵岩
は、なるほどお地蔵様が袈裟を着て佇んでいる姿に見えます。この
岩の近く東北方向にも一連の奇岩群があり、行って見たかったので
すが解らず断念しました。 .
26.おばれ石T
地蔵岩の下よりさらに下方を見ると緑の木々の間からこれもま
た何とも奇妙な、平らな四角い板状の石が斜めに立っているの
が目に入ります。それが「おばれ石-岩?」です。 .
27.おばれ石U
おばれ石は近づいてみると小さいほうの石に、石屋さんで加工した
ような四角な板状の大きな石が覆いかぶさり、微妙なバランスでそ
ぞえ立っています。この形を保つには外に出ている部分より、地中
に埋まっている部分のほうが大きいはずです。 .
28. おばれ石V
おばれ石から南を見るとロープウェイのゴンドラが見え、この隣の
岩の上からも手を振るとロープウェイの乗客が手を振り返してくれ
るのが見えます。すごいところに人がいると言っているのが聞こえ
そうです。 .
29.おばれ石W
おばれ岩の前で記念写真。堂々のスケールの二枚の石の下は人が
やっと通れるほどの隙間があり、腰をかがめ頭をすりながら南側
へ出ることが出来ます。 .
30.兎耳岩(うさぎみみ?、とじ?)
裏登山道の藤内壁の向かい側にある巨岩で、兎の耳に似ていて
兎耳岩と呼ぶ人もいるとか。 .
31.藤内壁
裏登山道最大の見ものである藤内壁。この壁は東海地方有数の
ロッククライミングのメッカで、そのスケールの雄大さには圧
倒されますが、崖下までは行けませんでした。中道登山道はこ
の壁の上を通る。 .
32.富士見岩T
ロープウェイのゴンドラから見た富士見岩は、南の鎌ヶ岳から東
の伊勢平野が一望の展望台で、大岩の上に垣根が巡っていますが
下を見ると目がくらみ足がすくみます。 .
33.富士見岩U
御在所岳山頂より遊歩道を巡って行くと、朝陽台から富士見台と続き
どちらも展望がよく、大黒岩や中道登山道の奇岩群がよく見えます。
34.富士見岩V
一の谷新道から見た富士見岩。写真中央に小さく見える富士見台
は、御在所岳東面の巨大な断崖上にあることがよく判ります。 .
35.一の谷新道の鷹見岩
一の谷新道の木立の中を進むと突然現れる、たぶんこれが鷹見岩
と思われるが恵比寿岩かも知れません。 .
36.一の谷新道の奇岩T
まるで指を三本程立てたような奇岩。名前は判りません。
37.一の谷新道の奇岩U
一の谷新道登山口の御在所山の家から少し登ったところにある
奇岩で、見ようによってはキノコにも見えハタマタ男性のシン
ボルにも見えてしまって笑いを誘います。キノコと云えば国見
岳の北側にキノコ岩がありますが、未だ行っていません。
38.御在所ロープウェイ鉄塔T
この鉄塔だけは白色に塗装されていて、遠方からもよく見え
61mの高さはロープウェイ鉄塔では、東洋一の高さを誇ると
説明されています。 .
39.御在所ロープウェイ鉄塔U
富士見岩より見た東洋一のロープウェイ鉄塔。
40.藤内小屋
裏登山道上部の山小屋で、藤内壁ロッククライミングのクライマー
が投宿し、翌日のロッククライミングに備えます。 .
41.日向小屋
裏登山道の藤内小屋と鈴鹿スカイライン登山道入口の中間にある
山小屋。 .
42.御在所山の家
鈴鹿スカイラインの一の谷新道登山道を少し登ったところにある
山小屋。御在所岳周辺の奇岩を紹介させていただきました。これ
らの奇岩は御在所ロープウェイを利用すれば登山の経験がない人
でも少しがんばると行けますので、興味のある人は登山道の通行
に十分注意して一度挑戦してみてください。 .
私も登山はまったくの素人ですが、四年かかってこれらの奇岩の
写真を写すことができました。 .
2011.11.03.