子供の頃、大矢の浜で遊んだり泳いだりしていて、ふと目を上げると飛び込んでくるのは何時も御座岬でした。どっしりとしたその姿は５０年以上過ぎた今でも少しも変わることはなく、毎年催される伊勢えび祭の舞台の後方に垣間見ることができます。何時も大矢の浜から見ていたため御座岬に灯台があるのを私は大人になるまで知りませんでした(昭和４６年完成らしい)。それは黒森灯台と云い目戸や黒崎まで 行けば良く見ることができます。御座日和浜から見ると太平洋の荒波に対峙するように崖が続いていますが、浜島側からも崖があるのが南海展望台からだと良くわかります。また結構その姿は大きく見え前島半島の大部分に及ぶようですが地図で見る御座岬は実際はとても小さな岬です。一度黒森灯台まで行こうとしたのですが途中で道がわからなくなり引き返しました。色々な方向から写真を撮りましたが、何時か太平洋の海上から向きが逆になった御座岬を見てみたいものです。

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2012.05.27.