My tsuki(月) hoshi(星) Life
60年以上昔の小学校に入学するかしないかの子供のころ、私はまだ天体のなにか
も理解できない歳だったが夜空を眺め月や星の記事を見るのが大好きで、自然と星や .
星座の名前もたくさん覚えましたが今記憶に残っているのは、オリオン座(べテルギウ
ス・リゲル)、カシオペア座、こぐま座(北極星)、こと座(ベガ)、わし座(アルタイル)、
白鳥座(デネブ)くらいで殆ど忘れてしまっていた。 .
天体を見たくて父に何度も天体望遠鏡を買ってくれるよう頼んだが実現せず、その代.
わり父は天体望遠鏡の対物レンズと接眼レンズを何処からか入手して、ボール紙を円
筒状に巻きその上を針金でクルクル巻いて補強し更に外側をボール紙で巻き、筒の先
にスポンジのこま切れで対物レンズを固定し接眼レンズは細い金属の筒を短く切り取
り、ラシャのような布で巻き前後にスムース動かせて焦点が合うように細工をし望遠
鏡をつくり、これて見よと渡されましたが固定する三脚もなく窓の角に押し付けての
ぞいてみましたが、一瞬だけ月の光が見えたことかありましたがとても月や星の観測
ができる代物ではありませんでした。 .
月日は流れいつしか月や星の興味も薄れてしまったと思っていましたが、本棚の中か
ら三冊の本が見つかりそれは「ジュニア天体観測ガイド」・「ジュニア星座ガイド」
ともに月刊天文ガイド別冊、「星雲星団写真集」誠文堂新光社でそれぞれ昭和48年発
行で私が26歳のころでまだまだ天体に興味が残っていたのか、このような本を購入し
していましたが天体望遠鏡を入手すもことはできずに過ぎていました。 .