父 柴原廣彌の遺稿

         里の秋を聞き乍

歩兵第五十一連隊 一補充兵・中支からビルマへの戦陣の回顧
      
(  ISBN4-88629-630-0 C0021  )

 私の父は大正三年生まれで平成十一年に八十四歳で死去しましたが、昭和
十五年に臨時召集を受け補充兵として中国戦線からビルマ戦線へ、敗戦後の
タイ国での抑留を経た六年にわたる軍隊生活での体験をを書き残して逝きま
した。私はその遺稿をもとに平成十四年僅かな部数ながら本として出版しま
した。里の秋を聞き乍と題するこの本は中国での写真や図版等を含め356
ページ程の内容ですが、その中から本文の部分だけを抜き出し公開します。
.

柴原広彌の遺稿 01

001-第一期教育訓練 応召前の病気、002-臨時召集、003-郷里出発、004-歩兵第三十三連隊入隊、

柴原広彌の遺稿 02
.
005
-行軍、006-嫌な銃剣術、007-衛兵所と面会所、008-外出、009-不寝番、010-入浴、011-酒保、012-洗濯、

柴原広彌の遺稿 03
.
013-整理整頓、014-食事、015-使役、016-給料と貴重品、017-検閲、018-召集解除、

柴原広彌の遺稿 04

021-戦陣の回顧 応召、022-出征、023-乗船・出港、024-中支派遣・南京上陸、

柴原広彌の遺稿 05
.
025-金壇歩兵第五十一連隊に到着、026-現地再教育、027-第五中隊に到着、028-始めての出陣、

柴原広彌の遺稿 06
 .
029-溧陽方面の討伐、030-薜埠鎮付近の警備Ⅰ、031-直巷陣地警備、032-浙東作戦、

柴原広彌の遺稿 07
.
033-連隊本部勤務、034-金壇療養所入院、035-薜埠鎮付近の警備 Ⅱ、036-大隊本部医務室勤務、
037-S大隊副官の思い出、038-衛生兵麻雀荘襲い、 039-粛清討伐、 040-函山陣地巡回診療、

柴原広彌の遺稿 08
.
041-上海進駐、042-大東亜戦争勃発、043-金壇帰還、044-医務室勤務と南京出張

柴原広彌の遺稿 09

045-中隊本部復帰、046-金壇東北方面粛清出動、047-作戦出動中止、048-浙贛作戦、

柴原広彌の遺稿 10
.
049-金華蘭谿の会戦、050-烏溪江敵前渡河、051-衢州攻略戦、052-広豊杉渓付近、

柴原広彌の遺稿 11
.
053-反転作戦、054-薜埠鎮警備隊、055-金壇療養所入院、056-鎮江陸軍病院転送、

柴原広彌の遺稿 12

057-体力鍛錬所、058-大隊本部医務室勤務、059-師団改編・中隊本部復帰、060-筧橋教育訓練、

柴原広彌の遺稿 13

061-呉松で出発準備、062-南方転進・呉松港出発、063-サイゴン到着、064-プノンペン着、

柴原広彌の遺稿 14

065-バンコック着、066-第二大隊タイ国警備、067-自動車事故、068-第二大隊追及出発、

柴原広彌の遺稿 15
.
069-バンコック陸軍病院、070-バンコック出発・ランパン待機、071-ランパン出発・追及、
072-泰緬国境通過とケンタン温泉、

柴原広彌の遺稿 16

073-メイミョウ着、074-マンダレー着・西野少尉と邂逅、075-サガイン出発、076-ウントン兵站病院入院、
077-病院後、
078-メイミョウ兵站病院退院、079-小島耕治少尉と共に追及、080-あけぼの兵站の爆撃、

柴原広彌の遺稿 17
.
081-靖国街道・地獄の一丁目、082-ガンジーより反転、083-小島少尉発病、084-小島少尉入院・戦病死、

柴原広彌の遺稿 18

085-カレワ渡河、086-あけぼの兵站病院入院、087-イエフ連隊連絡所、088-ラングーン兵站病院へ転送、
089-ラングーン体力鍛錬所、090-ラングーン発・追及、091-シェッポ着・本隊捜し、092-シェッポより反転、

柴原広彌の遺稿 19
 .
093-マンダレー兵站病院入院、094-マンダレー大空襲、095-マンダレー兵站病院退院、096-部隊へ追及・牛車輸送、 .
097-連隊本部へ到着、098-中隊本部へ復帰、099-イラワジ河畔の作戦、100-克作戦、

柴原広彌の遺稿 20
.
101-マンダレー攻防戦、102-メイミョウ街道駐止斥候、103-マンダレー脱出、104-ミンゲ渡河点、

柴原広彌の遺稿 21
.
105-トンボ付近で渡河、106-本隊へ復帰、107-シャン高原を南下行軍、108-マラリヤ再発、

柴原広彌の遺稿 22

109-部隊編成替・第三中隊編入、110-トングー、モチ道敵進撃阻止、111-松尾少尉戦死、112-世木小隊の斥候、

柴原広彌の遺稿 23
.
113-柴原貞男中尉戦死、 114-歩兵第五十一連隊玉砕命令、 115-撤退命令、 116-モチ鉱山、

柴原広彌の遺稿 24

117-ケマピュー野戦病院入院、 118-病院後送兵站線をチェンマイへ、 119-チェンマイ兵站病院転院、 120-終戦、

柴原広彌の遺稿 25

121-退院教育隊入隊、 122-部隊追及、 123-ナコンサワン着・工兵第四連隊、 124-ナコンナヨーク抑留、

柴原広彌の遺稿 26
.
125-内地帰還バンコック出発、126-浦賀港着、127-復員完結、


                               トップページへ

                                 2012.01.03.